Huawei P9を買ってみた

展示会に二週間に渡って行ってきて、すぐにマニラに戻りました。しかし大事なものを忘れてしまいました。何とフィリピンの携帯をうっかり家に置いてきてしまいました。

マニラについてすぐにメガモールのGlobeに行き、Simの再発行（無料でした）をしてもらいましたが、以前から気になっていたHuaweiのP9が発売されていたので、いい機会だと思い、即決で買いました。



iPhoneを使い続けて来て9年。途中Galaxyを買うものの使い勝手の悪さに一週間で手放した苦い思い出があります。使いもせずにAndroidを批判するのは良くないと思い、思い切って購入しましたが、意外に使いやすくなっています。日本でも発売されたようですが、￥59,800で売られているようです。こちらマニラではPhp23,999（＝￥54,300）と若干安めです。

詳細はこちらから　→　http://k-tai.watch.impress.co.jp/topics/huawei1606/

まだ使い始めて2日ですが、驚いたのはAndroid6.0の使い勝手とカメラ性能の高さです。Android 6.0は良くも悪くもiOSを意識した作りで、似通った機能が沢山あります。以前手放した時に感じたのは、携帯そのものよりもAndroidの使いにくさでした。しかしそれが最新バージョン？では大幅に改善をしています。iOSよりも優れた点も何点かありました。一番不便さを感じたのはiMessageが送れないことですが、まあLineを使えば問題ないかと。また指紋認証はすばらしくレスポンスが速いです。iPhone6sの指紋認証も速かったですが、それと同等の認識力です。質感もiPhoneと遜色ありません。

またこの携帯の一番の特徴はライカとコラボしたカメラです。共同開発したレンズSummarit Hというレンズが搭載されているそうですが、F値がなんとF0.95です。撮影時にこのF値をタッチパネル上で変えることができ、ボケ具合が自由に設定できます。（パナのデジカメと同じ機能）

カフェのケーキを試し撮りしました。まだまだ使い切れていないのでこんなものですが、結構満足しています。



Huaweiはフィリピンではなぜか「安物携帯」として、人気がありません。持っているだけでバカにされそうです。（実際にうちのスタッフに「なぜHuaweiなんか？」と言われました。見かけだけで判断するフィリピン人らしい。）しかし売り上げは世界でNo.3になりましたし、特許の申請数でも世界No.1の出願数を誇っています。最近ではサムスン相手に特許の訴訟まで起こしました。Appleに対しても権利数で優位に立ち、使用料支払いから受け取りに転じているそうです。（朝日新聞2016年5月25日付）このような製品を見ると、コピー大国だった中国製が今後は品質を上げていき、かつ低価格で攻めて大きなシェアを取っていく気がします。

また気になった点などあれば後日レポートします。当分楽しめそうです。現段階ではオススメ携帯です。