マニラの水質をチェックしてみた
先日「マニラの水質をチェックしたい」という記事を書きましたが、マニラに戻ってきたので早速測定しました。
1. 自宅(Manila Water)
TDS:64 ppm
pH: 8.0 pH
塩素: 0.2 - 0.4
硬度:50 - 100 ppm
2. 自宅で買っているWater Stationの水 (その1)
TDS: 1 ppm
pH: 7.2
塩素:0
硬度:0 ppm
3. 自宅で買っているWater Stationの水(その2)
TDS: 62 ppm
pH: 7.8
塩素:0
4. カフェの水 (Manila Water)
TDS:67 ppm
pH: 8.0 pH
塩素: 0.2 - 0.4
硬度:50 - 100 ppm
<わかったこと>
・ 1と4の水(水道水)は同じManila Waterで同じ地域(Pasig)にあるので数字は似通っている。(当然といえば当然だが)
・ 水道水は意外にもTDS値と硬度シートの値は「軟水」を示している。(マニラの水は硬水という認識は間違いでした。ただしマニラの水源は3つあり、他も軟水か調査要。)
・ 水道水のpH値は弱アルカリ性
・ 水道水の塩素はしっかりと残っている。=安全な水の証拠
・ 2のWater Stationの水は蒸留水もしくはフィルターを通して生成された水で、TDS値もそれを証明するように1ppmを示している。塩素の残留はほぼ無くて、pH値は中性を示す。(このWater Stationは「アルカリ水」と唱っていたのが嘘だとわかりました。)市販されている蒸留水とほぼ同じ値。
・ 一方で3のWater Stationの水は蒸留水であるならば数字が大きすぎ、TDS値、pH値ともに水道水に似た数値である。水道水を単純に入れているのでは?と疑ったが、残留塩素はなかった。ちょっと疑わしい内容である。
時間があまりなく、きちんと調べていませんが、やはりManila Waterは比較的安全ではないかと思います。これにトレビーノなどを取り付ければトリハロメタンや農薬、遊離残留塩素などを取り除いてくれますし、さらに沸騰すればほぼ完璧と言えるのではないでしょうか?細菌検査ができていないので何ともいえませんが、水を沸騰させれば菌は死滅するので、問題ないと思います。「マニラの水は危険」というのはある意味都市伝説かもしれません。数値上は日本の水と変わらない気がします。
一方で街中にあるWater Station。メンテナンスがされていない可能性もあり、単なる水を入れている可能性すらあります。今後はWater Stationを中心に調べていきます。
また違う場所での検査結果も追って報告します。
3のTDSは、まずいですね。
基準は、10 PPM以下でしょう。
当局に、摘発されますね!(笑)
by moimoi (2016-06-25 06:59)
そういえば、安全な水を運んできた後
美味しい水にするために最後の最後で塩素を飛ばしたりしますよ。その代わりその水はすぐに使わないといけませんが。
by あーちゃ (2016-06-25 20:08)