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フィリピンの病院と日本の病院





昨日病院に行ってきました。以前からこのブログでも書いていますが、私は糖尿病を患っていて、以前からその治療をより便利なフィリピンの病院ベースに選んでいました。(フィリピンのほうが滞在時間が長く薬を自由に購入できるので)しかし今回から日本の病院ベースに変えることにしました。

大きな理由としてはフィリピンのお医者さんに処方されている薬や方法では血糖値がなかなか下がらなくなってきており、今後のことを考えてより信頼のおける日本の医者を選びたかったことと、毎年国民健康保険を払い続けており(数十万円も)、その割に日本ではほとんど医者にかからず、もう少し有効活用しようというのが主な理由です。フィリピンでは薬代の支払いには保険が効かず、実費を支払っており、日本で同じ薬を購入しても30%負担で済むので安くなると思ったのも理由の一つです。

お医者さんにいろいろと相談した結果、今後の治療方法を決めました。薬を処方していただき、フルセット(既に持っている血糖値を計る装置も含め)で購入した結果、フィリピンで購入している金額より半額以下になりました。(ほぼ40%くらい)もちろん高額な保険代を払っているので、保険代も含めたトータルでは高くなるかもしれませんが、長い目で見たら安くなると思っています。

フィリピンでもMedi CareなどのHMO型保険やブルークロスなどの保険がありますが、糖尿病などの持病には使えないと聞いていますし、Medi Careなどは医師や病院が特定のところしか使えず、大変不便です。また薬代は正規価格で買わざるを得なく、上述通り非常に高額になります。

ずっと以前は日本で治療をしていましたが、行きつけの病院では専門医が週に1度しか来ないため、異常に混んでいて、オマケに薬も短期間分(1ヶ月くらい)しか出せませんでした。そうなるとフィリピンで薬がなくなることもしばしばあったのでより自由に買えるフィリピンをベースに選んでいました。しかし日本にいる頻度も多くなり、今度の専門クリニックでは毎日の診察も可能で薬も前よりは長い期間分出してくれるようです。

フィリピンの病院は立派なところが多いのですが、腕はどうかといえば???です。過去数度お医者さんに行きましたが、「すばらしい」と感じた事は少なかったです。おまけに日本人だと足元を見て、フィリピン人より高額に診察料を請求します。(優秀な医者は海外で働くのが普通。残っている人はそうでないとも言える。)マニラ日本人会の診療所があるようですが、私は地理的に遠いし、気軽に治療はできません。

やはり医療体制がしっかりしたところでないと不安には不安です。おまけにフィリピンの病院はお金がなければ平気で門前払いをするのが普通です。門前払いをして、人が死のうと関係ありません。先日も門前払いで出産に間に合わずに赤ちゃんが死んだというニュースがありましたが、そんなのはフィリピンでは普通です。医者は金儲けしか考えていません。そんなところに命を預けられません。

日本の健康保険もアホみたいに高いです。それには高齢の人が増えていて、負担が大きくなっているのも問題です。ちょっと具合が悪くなったからといって、簡単に医者に行けるのも問題です。もう少し健康保険が安くなってほしいというのが本音ですが、でもいざとなった時にこの保険制度が役に立つと思います。

私はフィリピンの病院や医者はあまり信用していないのですが、他の日本人の方はどうしているのでしょうか?Makati MedicalやSt.Lukesでは日本人担当の人がいると聞きましたが、いい先生を紹介してくれるのでしょうか?


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あーちゃ

糖尿病とは、、、大変なのですね。進行しませんよう、お大事にしてください。
薬、基本的には1か月分しか出してくれないんですよね。
だけど、そのお医者さんは、融通が利くようでいい方と思います。よく持病を持っていた方は、日本で処方箋を出してもらいに家族の誰かが代わりに行って、もらって、海外に送っていた例は知っています。(それも、きっとそういう事情を分かってくれるお医者さんとの関係があったことと思います)
くれぐれもお体だけは、ご自愛下さい。
by あーちゃ (2016-04-17 12:35) 

TOY

お久しぶりです。厨房関係の機器展以来ですね。おわかりになりますか?私も糖尿病になってからかれこれ15年程になります。Akiraさんの病気のレベルがわからないのでアドバイスはできませんが、私の場合はインシュリンを射つほどではないので日本で処方された薬をこちらの薬局で購入しています。糖尿病は10人いれば10の糖尿病があると言われるくらい人によって違いますが、日本のように1日に50人以上の患者さんを看なければいけないようなシステムでは最大公約数でしか判断できないそうです。この15年で4人ほど医者(病院)を替えました。結局、患者本人が自分の糖尿病を理解して対処する必要があるという事を実感しましたが、同時に日本は(私の所は田舎)糖尿病治療後進国だとつくづく実感しています(未だにカロリー摂取量が一番の問題だと言っている医者がいますが、医者には医者の系列やしがらみがあって、わかっていてもそう言わざるを得ない場合があるそうです)。ちなみに日本での主な処方箋はジャヌビア・アマリール・メトグルコですがこちらではSITAGLIPTIN-XELEVIA(製造は日本と同じ)Glimepiride-Norizec,Metformin-Glumetで、普通の薬局で売っています。計測はテルモのメディセーフで行っていますが結果は日本の処方薬と大差はありません。
by TOY (2016-04-28 11:03) 

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