フィリピン人が借金する時の言い方は何とかならないだろうか?
最近「何とかならないだろうか」シリーズを書いているので、続けて書きます。(爆)
フィリピン人はお金を借りることに全く抵抗がないようです。私は未だにお金を他人に借りることは自分の中では「悪」と思っていて、住宅ローン、クルマのローンさえも借りるのは避けようとしています。今までの事業も銀行から借りたことは一度もありませんし、消費者金融、知人からも借りたこともないです。
しかしこの国の住人はお金を持っている人はお金がない人にお金を施すもしくは貸すことは義務でさえ思っている節があります。お金の前借り、会社へのローンには抵抗が全くありません。家族の誰かが入院とか重大なケースもありますが、ほとんどが個人で何かを購入するためのお金だったりします。
私の会社にはルールがあって、前借り(CA)の場合は給料の1ヶ月分まで。ローンは3ヶ月分まで。ローンは正社員のみ。という、ルールがあります。ほぼ毎月のように誰かがお金を借りに来ます。
その際に彼らが使う表現があります。それが、
「Lang」
という表現です。具体的には、
「Sir 10,000 lang」
と使います。直訳すると「Only」という英語が当てはまると思います。「〜だけ」、「〜のみ」という意味です。
フィリピン人がお金を借りるときにはほぼ100%この表現を使います。つまり、「10,000だけです。」という意味になります。(タガログ語に詳しい方で私の表現が間違っていたら指摘ください。)
私はこの表現を使ってお金を借りに来る社員には説教をします。「お金を借りる立場=頼みにくる立場にもかかわらず、「10,000だけ」っておかしいだろ?まるで俺が悪いかのような表現はやめてくれ。本当はもっと借りられるけど10,000ペソで勘弁してやるよ、に聞こえる。」と。
スタッフ曰く、「単なるタガログ語の表現」、「恥ずかしさの裏返し」と言いますが、明らかに命令口調であり、私はこの表現は非常に嫌な感じを受けます。面の皮が厚いフィリピン人同士なら「ああ、そう。」となるかもしれませんが、少なくても私にはそう聞こえませんが、他の日本人の方はどうですか?
それよりも、フィリピン人のお金の使い方が何とかならないだろうかと思います。給料が出た次の日には半分消費してしまうようでは、お金がなくなるわけです。
いつも楽しみにしております。お体に気をつけてください。
"lang"の件は、パーソナルチェック(小切手)に金額をアルファベットで記述するとき、(金額をあとで継ぎ足されないように)左端から書き始めて最後に”Only”を書く場合があるので、もしかしたらワケも分からず慣習的に「金額の後にはonlyをつける、そのフィリピノ語対訳がたまたまlangだった」をやっているのかもしれないですね、という形でかなり善意的に解釈してました。私の場合。
by とおりすがり (2016-02-03 10:19)
フィリピンを一言で表すなら白昼夢の国ではないでしょうか?
一万ペソだけという言葉は、本当にそれだけ。だって、彼らの本心は借りられるだけ借りたい。金さえあれば何でもできると思ってます・・・現実は自爆しておわりですが。
日本人の場合だと返せないお金は借りないですが、フィリピン人の場合は返せないお金を貸した日本人が悪いになり、最悪訴えられます(私はされました。きちんと説明の上で貸していたため何とか難をのがれましたが・・・)
なにしろ日本人以上の村社会(そのため視野・世界がとても狭い)
きっと誰かが助けてくれる・理解してくれる(だから、平気でばれる嘘を付く)
成功できないのは世間・社会が悪い(努力自体出来ていないのでは?)
面白くないので八つ当たり(その態度・・・喧嘩したいの?)
以上が利害が絡んだ時のフィリピン人の特性だと思います。
利害が絡まない時はいい人たちなんですが・・・
by はじめまして (2016-04-10 23:03)