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パッケージングの重要性





昨日はセブに出張して、お客様とのミーティングのあとCebu Potさんにお邪魔してクッキーのことについて色々と相談をさせていただきました。(急なアポであるにもかかわらずお時間をいただきありがとうございました!)

Cebu Potさんホームページ:http://www.cebupot.com/index.php

クッキーに関しては色々なご意見をお伺いできて非常に参考になりました。今回感じたのはマニラの視点とセブの視点はぜんぜん違うということです。セブに来る日本人というのは観光客がメインで他にはリタイアメントした方か留学かという方が多く、マニラのようにビジネス絡みの出張とか駐在員の方などとは大きく異なることが改めてわかりました。

またセブですとモールの位置づけもマニラとは若干異なることも理解しました。セブの大きなモールというと基本的にSMとAyalaモールの2つにわかれるそうです。マニラのようにGreenbeltがあったり、RockwellがあったりしてそれらのモールはSMやGloriettaとは異なり「高級モール」というセグメントがあります。しかしセブでは2つのモールが代表格でそれ以上の層を狙った高級モールが存在せず、SMやAyalaが高級モールの類に位置づけされます。(違っていたらゴメンナサイ)だからセブでSMモールに置く=Greenbeltに置くくらいの意味があることと理解しました。

また「お土産」ということを取ってみても私の考えていた「お土産」と実際にお土産を扱っているCebu Potさんとの視点は違いました。特に印象に残っている言葉は「日本から来た観光客が何を求めてお土産を買うか」ということです。わざわざフィリピンに来ているのだからやはり観光客は「フィリピンぽいもの」を望んでいるはずです。もしそこに変な日本語で書かれていたら興ざめするし、もしかしたらいらないと思うかもしれません。

お土産とは自分で使うものもありますが、それ以上に人に渡すものです。だからこそパッケージは「フィリピンらしく」あるべきだ、というCebu Potさんのご意見には心を動かされました。自分に置き換えてみてもNAIA1でゴディバのチョコレートを買わずにドライマンゴを買っているのは「フィリピンらしさ」を求めた結果であり、「美味しさ」を求めているからではないとふと思い出しました。

私はクッキーの味は変えるつもりはありませんが、パッケージの表現はちょっともう少し考えなくてはいけないかもしれません。もしくは観光地用バージョンのものも別途作るなどして工夫をしてみたいと思います。

マーケティングは難しいですが考えるのはとても楽しいですね。
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