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なぜフィリピンのトイレはあんなに汚いのか?





今日は汚い話です。読みたくない人はパスしてください。

日本に帰ってくるといろいろなことにフィリピンとの違いを感じますが(違いすぎて比較にもならない)、最近の日本で思うのはシャワートイレ(ウォッシュレット)の普及率が大幅に上がってきました。現在京都を離れて出張中なのですが、日本のホテルは大都市のビジネスホテルなどはほぼ100%ウォシュレットがついています。レストランもついているケースが多いです。日本はトイレがとにかくキレイです。フィリピンとは全く違います。SMのモールに行ったらトイレ一つにつき清掃員が必ず1人おりますが、もうとにかく不潔ですね。清掃員は何をしているんだろうって不思議に思います。小用はともかく大用はフィリピンでは自宅以外ではホテルもしくは高級モールでしか入りたくありません。SM以下のモールになるとなぜか流さない奴が多いこと・・・。と、いうか流れない便器も多いのも事実。(ごめんなさい。汚い話で。)空港のトイレも最悪ですね。最近NAIA1を利用することが少ないので良くなったのかわかりませんが、NAIA2は論外。NAIA3も新しいターミナルとは思えません。

とにかく公共施設に対するフィリピン人の使い方は本当にメチャクチャすぎます。その中でも一番許せないのはトイレに入って手を洗う人が極端に少ない。私が見る限り95%以上が手を洗わずにそのまま出てきます。手は洗わないくせに鏡に映った自分の姿をじっと見つめる若いナルシストの多いこと。邪魔で手が洗えないって、いつも思います。レストランの従業員らしき男性も手を洗いません。そんなスタッフが調理をしていると思うと吐きそうになります。私はその汚い手で触ったドアノブを触るのが嫌でたまりません。誰かが開けてくれるのを待つほどです。女性はどうですか?手を洗いますか?

そのくせアルコール消毒液を常に持ち歩いている女性は多いですね。フィリピン人は大きい用を足した時には手で洗いますからね。そのあとはさすがに石鹸で洗うようですが、清潔とは言えません。どこかのブログで「フィリピン人はきれい好きだけど非衛生的」と確か書いてありましたが、その通りだと思います。

最近マニラでは簡易ウォッシュレットというか、水道を分岐してホースをつなげ、その先にスプレーガンみたいにつなげておしりを洗えるようなところも増えていますが、不潔なことには変わりありません。私は基本的にウォッシュレットなしではダメな人間になりました。フィリピンの自宅には日本から持っていったものが当然ついています。私は昔から松下電工製品が好きで使っていましたが、Panasonicにブランドが統一されてから水の出方が変わってTotoに似てきました。Totoのウォッシュレットは水圧が高く、一点集中型で当たり方によっては痛かったりしますが、松下電工の製品は水流に勢いがあるタイプで、私は好きだったのですが、新しいのは一点集中型に変わっていました。一番最新型は試していないのでわかりません。欲を言えば瞬間で水や便座を温めるタイプがベターで、リモコンが使いやすいのがいいですね。便座も自動で開くのがいいです。公共の場所では水を流す擬音がついていたらいうことはないです。(書いていることが分かる人は相当なシャワートイレの通です。)

日本でホテルやレストランに行くたびにウォッシュレットチェックをしていますが、今関西でベストなのはヨドバシカメラにあるトイレです。ビックカメラも最新型のウォッシュレットを店のトイレに取り付けていますが、ヨドバシは高級品を取り扱っています。関西に限ればヨドバシ、ビックカメラはOKですが、ヤマダ電機とかはまだ和式ですからね。Joshinもあまりトイレには力を入れていません。

中国の地方に比べたらまだフィリピンはマシかもしれませんが、食中毒やお腹をこわす人が多いフィリピンではトイレの問題は日本人に取っては切実です。まあこればかりは期待するだけ無駄かもしれませんね。
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コメント 7

セブノスター

フィリピン人は、手を洗おうと思っても、ハンカチを持っていません。
もちろん、私の妻も同じです(泣)
極貧の生まれだけでなく、ほとんどのフィリピン人が持ってないと思います。
その証拠に、AKIRAさんが大嫌いな某航空会社の飛行機に乗った時に
キャビンアテンダントが司会して簡単なゲームをする時間がありました。
司会が「白いハンカチを持っている人は~~?」と訊いたときに、
百人近い乗客の中で手を挙げたのは、私と若い女性の2人だけでした!

私は50年以上前に幼稚園で習った「ハンカチ鼻かみ忘れずに」を守っています。
 
 
by セブノスター (2012-05-24 09:46) 

ねこ

全く関係の無い話題ですが、これ知ってますか?
マヨネーズやケチャップを入れても全く表面に付かずに流れる容器が開発されてます。これを材料の注入容器とかに使えば画期的なんじゃないでしょうか?

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=dlGvIq5CAn8
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=67H1eZBHiDQ
by ねこ (2012-05-24 23:05) 

アキラ

フィリピン式の掃除は、床の汚れをきたないモップでならして均等に広げるだけです。
日本人がそれに違和感を感じるのは、小学校で雑巾がけをおぼえたせいじゃないでしょうか。

床の汚れを雑巾で集めて、バケツの水で洗う。そうすると床の汚れが水に移動する。だから床が綺麗になる。床にはいつくばって手で汚れの感触を感じで目で汚れを見て、綺麗になっているのかを確かめながら掃除をする。これが日本の小学生なら誰でもやっている掃除の仕方です。

フィリピン人はこれを経験していません。
この差は大きいです。本当に床が綺麗になったかどうか目で見て手で感じながら掃除をするというのは、大げさに言えば、他人を観察して気遣いコミュニケーションしていくというデリカシーにも通じるような気がします。

自分はフィリピンで子育てを開始したばかりですが、小学校は必ず日本人学校に通わせようと思っています。
by アキラ (2012-05-25 00:16) 

Dima

楽しく読ませていただいています。
日本からウォシュレットを持っていかれたのですね!(感激!)
ということはコンドミニアムに取り付け可能でしょうか?
フィリピンのホース付きのトイレですが、はじめは何のことかわからなかったです。「あれで黄門様を激射して、、うん、そこまではいいけど、紙は?」「ふかないよ」「えぇ?!」みたいなことがあり、ホテルに到着するまでトイレには入りませんでした。日本から持っていけるのならうれしいですが、、、。
by Dima (2012-05-30 00:49) 

Akira

アキラさん、フィリピンの教育については先程記事にしましたので読んでみてください。

フィリピンではモップも普通ですが、雑巾で床掃除をするときは足で掃除をしますよね。私はあれでも綺麗になるものかと感心していましたが、やはりあれでは綺麗になりません。モップのほうがマシかもしれません。でもおっしゃるように家では掃除係の私だからわかるのは、手で雑巾掃除をすることにはかなわないということです。力の入れ加減などもさることながら目視でどこが汚れているのかは床からの視点でないとわからないというのはコメントいただいた通りです。

まあフィリピンだから仕方がないです。
by Akira (2012-05-30 11:48) 

Akira

Dimaさん、はじめまして。私はウォッシュレットをバリックバヤンボックスで送り、取り付けましたが、日本よりも簡単に取り付けられました。現在まで6年間故障もなく動いています。もちろんトイレにはトランスをつけて100Vに落としています。ただトイレなどは水が多い場所なのでトランスを水にかからないように置くことが大事です。下手したら漏電します。

またそれとは別に携帯用ウォッシュレットも常に常備しています。これも持っていくことをおすすめします。

Quota Visaを取得中みたいですね。私も取得していますが、ちょっと後悔しています。もし頻繁に日本に帰ることがあればSRRVの方をおすすめします。
by Akira (2012-05-30 11:55) 

Dima

ありがとうございます!
携帯用ウォシュレットは必携ですね!
Quataは最終段階まできていますからこのまま行きます。
はじめは冬の間に向こうに行く計画ですが、投資はしています。
またいろいろ教えていただけると幸いです。
by Dima (2012-05-30 12:56) 

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