1月は別れの季節

私はフィリピンでは1月は別れの季節だと勝手に思っています。

なぜかといえば、12月にボーナスをもらうと会社を辞める人が毎年あとを絶ちません。今年は2名が脱落。いずれも期待が大きかったメンバーだけにこちらの失望感も大きいです。特に1名はクッキー工場の責任者として任せようと思っていたところ、給料や条件のいい船員として6ヶ月出ることに・・。本人の本音としてはいつまでもスタートしないビジネスを待つわけにもいかないとのこと。そりゃ、そうだ。

もう一人はエンジニアが辞めました。エンジニアのリーダー以外うちの会社のエンジニアは長続きしないのですが、日本のメーカーさんからの評価が高かっただけに残念です。仕事は正直できましたが、性格にちょっと難がありました。先日の個人面談の際には3月からの昇給を約束していただけに、どうしてやめたのか不思議でしたが、伝え聞くところによると「Excitingじゃなくなった」そうです。

弊社の技術者の仕事の量は非常に波があり、機械がトラブると大変忙しいのですが、何も無いと事務所での待機時間が長くなります。納品数も増えて本人は忙しいはずなんですけどね。お陰で他にしわ寄せが行き、大変なことになっています。

その他にも韓国から輸入しようとしている機械に、フィリピン税関が関税率1%を7%とかケチをつけられて、袖の下を要求されているし・・・。相変わらずクズの集まりですね、フィリピン税関は。コロナよりもアロヨよりも税関をぜひ何とかしてほしいです、ノイノイさん。（確か韓国とフィリピンってFTA締結されていませんでした？関係ないのかなぁ？実務には？）

日本からの遠隔操作でどれだけ出来るか実験しようと思いましたが、やはり現場に行かないとダメみたいですので帰る準備でもそろそろします。